2か月間のニート生活①

私は看護師を辞め、一般企業に転職するまでの間、2カ月のニート期間がありました。

今の企業に内定を貰ったのは7月でしたが、企業に入社の時期を相談し10月になったので(10月に入社する同期が他にもいたので研修などがスムーズらしい)、せっかくだしと思って思い切って7月いっぱいで前職を辞め、ニートになりました。

私は専業主婦になる気はないので、定年まで働くとして、これから結婚や出産をする可能性を考えると、2カ月一人だけで自由に使えるというのは老後以外無いだろうと思いました。

また、交代で夏休みを取る期間に入るので、忙しくなる前に辞めようと思ったことも関係しています。笑

 

大学の頃も8~9月は夏休みだったので、その頃に戻ったような感覚でとても楽しめました。

大学の頃と違う点は、貯金がある事と、バイトをしていない事でした。

大学の頃は実家を離れ大阪で一人暮らしをしていたので、親に家賃を払ってもらいながら、光熱費や生活費や遊ぶお金はバイトをして賄っていました。

貯金は0で夏休みは普段のバイトに合わせて、京セラドームや大阪城ホールで単発のイベントスタッフもしていました。(当時は楽しんでやっていた気がするが、今思えば本当にバイト漬けだった。阪大は地方から来る人も多く自分と同じ境遇の人がたくさんいたため、みじめに思うことは無かったが。)

 なので、同じ2カ月の夏休みと言っても、今年の夏休みの方が圧倒的にお金も時間も自由でした。

 

ニート期間中、毎日のように噛み締めていた幸せは、「好きな時間に寝て、好きな時間に起きる」ことです。

私は社会人になるまでこれがどれだけ幸せなことか気づいていませんでした。

シンプルだが睡眠はやはり大事らしく、身体はもちろん心もとても健康でした。看護師をしていたころは休日に外に出るのが億劫な時がありましたが、ニート期間は「外に出たい!」と自然に思え毎日どこかしらにお出掛けしていました。

 

一番私にとって重要なのは、ニートを経験し仕事への価値観が変わったことです。

ニートになる前は、働く事は義務だと考えており、働かなくなることに対し罪悪感を感じていたときもありました。

しかし、ニートが終わった今は、「ほんとは働かなくても良い、でも自分が働きたいから働いている」という気持ちになりました。

仕事を ”しなければならないもの” ではなく、 ”自分の意思でしている” という考えに変わりました。

何というか、ニートになる選択肢もあることを知り、仕事に取り組む姿勢や心に余裕ができたというか、そのような感じです。(語彙力が無くきちんとお伝えできずすみません、、)

看護師の頃は嫌々仕事に行く毎日だったので、今そう思って仕事に行けることは本当に良かったと思っています。